
自分の手で「創り上げる」という実感。
前職ではアパレルに特化したフラッシュセールサイトを運営する会社で、商品画像のレタッチを担当していましたが、当時「LUXA」のクリエイティブディレクターを務めていた知人に誘われたことがきっかけで旧株式会社ルクサに入社しました。「既存のレタッチグループをもう一歩高めた組織にしてほしい」と伝えられた時に、ただ歯車として作業に勤しむよりも、責任をもって創り上げていく仕事ができる環境を求めていた自分にぴったりだと感じました。入社後は、ミッションとして伝えられていたレタッチの仕事だけでなく「LUXA」プライベートブランド立ち上げの際のサービスデザイン一式を担当したりと、前例のない課題に向き合ったりもしました。一つの仕事に囚われることなく、自由に動けているという感覚はまさしくベンチャーの醍醐味だと感じましたね。

プロ意識と使命感。
現在レタッチグループでは「コトEC」や「au PAY マーケット ダイレクトストア」で扱う商品画像を制作しています。KDDIグループ戦略の中でも中核を担うサービスの、顔とも呼べる部分を担うわけですから、クオリティは大切にしています。ECにおいて、写真は最たる情報伝達手段。例えば同じ商品でも掲載先に応じて演出を変えたり、情報を取捨選択したり、試行錯誤しています。レタッチグループには多種多様な経歴を持つメンバーがいて、それぞれ誇りを持ってクオリティに向き合っています。その一方で1日で扱う商品画像の制作件数は100件以上。「より高クオリティで、より生産性よく」このバランスを作り上げるために、他部署とも積極的に連携しています。
また今後モノとコトの融合がさらに加速し、より多くのお客さまとの接点が増えていく中で、クリエイティブの品質は非常に重要な使命を持っていると感じています。あくまでもクリエイティブは定性的・感覚的なものに見られがちですが、このEC領域においては売り上げに直接的に影響する要素とも言え、そのため事業に貢献できている実感も持てています。

多様なキャリアを自ら掴める組織にしたい。
商品画像制作において、レタッチグループの役割は色味調整だけでなく、デザイン要素も強く、文字のデザイン要素や画像の組み合わせなども考えます。アイデアを出し形作るまでが自分の役割なので、プレッシャーを感じる時もありますが、完成したものを見ると全て吹き飛ぶほどワクワクしてくるんです。
グループ内でも、レタッチャーやデザイナーの領域でプロフェッショナルになりたい人、ビジネス側も巻き込みながらディレクターになりたい人、はたまたマネジメントスキルを身につけたい人、さまざまなキャリア観があると思います。単なる商品画像の作成ではなく0→1で生み出すクリエイティビティあるプロジェクトや、社内を巻き込んだ動き方ができる「一歩上の」組織にするため、これからも自ら先陣切って動いていきたいです。
